1億ドルの記憶
きみは、南北に走る廊下の北端にいる。北を向くと、目の前 にドアがある。 きみはそのドアのノブに触れてみた。しめた! 動く! こ のドアには鍵がかかっていない。 きみはノブを回しきり、ドアをゆっくりと押した。音もなく スムースに開く.かすかに潮の香りを含んだ空気が流れ込む。 ドアの向こうは屋外だった.狭い路地のような所だが、遠くの 街灯の明かりが差し込んでいる。きみは、とりあえず、建物か らの脱出に成功したのだ。 もちろん、すぐには逃げださず中に引き返して、自分の身元 のてがかりや武器を探すこともできる。 このまま逃げる 中へ戻っててがかりなど探す