1億ドルの記憶
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          インタラクティブノベル(R)No.3

 1億ドルの記憶

  きみはようすを見まもった。男は、2〜3回目をショボショボさせると急に天井をにら

み、次に首を振って左右を見た。そしてきみに気づいた。

  男はむっくり起き上がった。きみと男の視線が合った。

  が……

(何か変だ)

  きみはそう思った。男の目は焦点が合ってない感じだ。

「ヒェーイ」

  男はかんだかい声で叫び、いきなりきみにとびかかってきた。きみはかろうじてよけた。

男はさらに無意味な叫びをくり返しながら、きみを襲う。どこに隠していたのか、鉄パ

イプまで持ち出した。ベッドの部品らしい。

(こいつは、精神が錯乱している!)

  いつのまにか、男はきみとドアの間に位置を変えた。これでは、廊下に逃げ出すのも容

易ではない。敵か味方か不明だが、ここは戦うしかない。



    弾の入ったピストルがあるので、使う



    弾もピストルもあるが、使いたくない



    ピストルがない/弾がない