1億ドルの記憶
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          インタラクティブノベル(R)No.3

    1億ドルの記憶

  オペレーターは気を失った。きみはありあわせのコード類で彼の手足をしばり、さるぐ

つわもかませた。そうしておいて、オペレーターが向かっていたディスプレイを見た。こ

れは大きい方のコンピュータの端末だ。カタカタ音をたてているのは、小さい方である。

  コンピュータは、操作者にパスワード(暗証番号)を要求していた。これを入れないと

コンピュータは動かない。



               3  7  6



  すでにそう表示されている。画面のようすから推測すると、もう1つ数字が必要だ。

  どうやらあのオペレーターは、4けたのパスワードの初めの3つを入れたところで振り

返ったらしい。ばかに中途半端な段階での行動だが、きみの気配を察したのかもしれない。

 

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