1億ドルの記憶
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          インタラクティブノベル(R)No.3

    1億ドルの記憶

「ぼくに何か用か」

  きみはその位置から動かずに、老人によびかけた。彼はまたも口をもぐもぐさせるが、

内容がよく聞こえない。

  やがて老人は、手招きしていた右手をおろし、こんどはふとんの中の左手を動かし始め

た。

(ワナではないか?  ふとんの中に何か凶器でも隠しているのでは?)

  きみは急に不安になり、老人から目を話さずに後ずさりし、手を背中に廻して手探りで

ドアをあけた。そして、くるりと体の向きを変えた。



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