1億ドルの記憶
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    1億ドルの記憶

  きみは、その質問に答えなかった。

「言いたくないなら、しかたがない」と敵はつぶやく。「飛び込め」

「え?」ときみ。

「海へ飛び込め」

  ピストルの男が1歩近づいて

「撃たれるより、飛び込む方がチャンスがあるぞ」

と冷たく言い放つ。

  きみがためらいながら甲板の端まで後退すると

「もう一度きこう。だれに頼まれた?」

  きみはなおも黙っていた。

「かまわん、撃て」と命じる声。銃声。その直前、きみは海へ身を投げた。

  弾はあたっていない。泳ぎにも体力にも自身はある。とはいえ、浮き袋

でもあればともかく、このままでは助かる見込みはほとんどない。

  運試しをしよう。助かる確率は1/6だ。次の行き先から1つを選べ。