1億ドルの記憶
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          インタラクティブノベル(R)No.3

    1億ドルの記憶

  ドアをあけず、声も音も出さず、きみはようすをみた。とつぜん体あたりの音。2回・

3回とつづく。

  きみは窓を開け、下をのぞきこんだ。しめた!  やわらかそうな芝生だ。

  荷物――といってもバッグ1つだが――を肩にかけて、きみは窓枠をまたいだ。グシャ

ッという音。外の男たちが、消音ピストルでドアのロックを破壊したのだ。

  彼らが踏み込んでくるより早く、きみは芝生へ身をおどらせた。すぐ横にホテル建物の

角がある。そこに回り込むと窓からは死角になり、ピストルでも狙えない。

  きみはかろうじて難を逃れ、盛り場の雑踏に紛れこんだ。

 

  大香港銀行から日本に送金したことがある



  大香港銀行から日本に送金したことはない