1億ドルの記憶
問題はあの隠しマイクだ。やってきた敵を叩きのめしても、悲鳴などがマイクで拾われ 仲間に聞こえては面倒だ。(敵が1人ならマイクは無関係だが、それはあまり期待できな い) いや、それ以前に、脚をはずすときギシギシいうかもしれない。 きみは、目覚めたときスラックスをはいたままだった。そのポケットをさぐると、ハン カチが出てきた。何のへんてつもないものだ。記憶回復の手掛かりにはなりそうもない。 これをマイクにまきつければ、少しは音が小さくなるのではないか? きみはそう考え た。 額縁を調べた 額縁を調べていない