1億ドルの記憶
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    1億ドルの記憶

  結局きみは、1億ドルを自分のものにした。結果的には正解だった。

  あとで分かったことだが、きみがこの金を警察や管財人にとどけたとしても、かんじん

の被害者には行かないのだ。こういう場合、税金として国庫に入るのが最優先、つぎに社

員の給料などにあてられ、それらを支払って残ったときだけ、一般の債権にあてられるの

だ。

  そして淀田商事被害者のように、だましとられたケースでも一般債権扱いしかされない

のである。



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